2018-12-11
窓ガラスのフィルムにも個性がある!用途に合ったものを見つけよう

地震が起きた際に窓ガラスが割れて飛び散るのが心配、という方や窓ガラスの防犯対策がしたいという方など、さまざまな理由で窓ガラスフィルムの購入を考えている方がいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな窓ガラスフィルムには、便利な効果をもつフィルムがとても多いです。さらにはデザイン性が高く、お部屋のインテリアとして楽しむことができるものまであります。
今回はそんな窓ガラスフィルムの代表的な種類のご紹介から、フィルムの貼り方や注意点までご紹介します。お家にぴったりな窓ガラスフィルムを張り付けて、快適な生活を送りましょう!
目次
種類が多くて迷ってしまう!窓ガラスフィルムの特徴
窓ガラスフィルムには多くの種類があります。それぞれの特徴を見ていきましょう。
◆飛散防止できるもの
窓ガラスが割れてそのガラスの破片が飛び散ってしまうと、ケガの元になってしまい大変危険です。そんなときに役立つのが飛散防止できる窓ガラスフィルムです。地震や台風で窓ガラスが割れてしまっても、飛散防止の窓ガラスフィルムを貼っていれば窓ガラスの飛散を最小限に留めてくれます。
◆UVカットできるもの
家の中でも外から差し込む日光で、日焼けをしてしまいます。また夏場にクーラーをつけていても、外からの太陽の日差しによって室内の温度が上がって、部屋が冷えづらいということもあるでしょう。
そんなときに便利なのがUVカット機能のついている窓ガラスフィルムです。家の中での日焼けを防いでくれる上、夏場のクーラーの効き目も高めてくれます。
◆遮熱効果のあるもの
遮熱効果のある窓ガラスフィルムは、暑い夏場には室内を涼しく保ち、寒い冬場には温かい空気を室内に閉じ込めてくれる効果があります。さらに雨による窓の結露も軽減してくれるという面もあるので便利です。
◆防犯対策になるもの
防犯フィルムを貼ることで、窓の強度を高め簡単には割ることができなくなります。空き巣や泥棒を防ぐことができるので、防犯対策をしたいという方にはおすすめです。
◆ミラーになっているもの
ミラータイプの窓ガラスフィルムとは、外から見ると鏡になるタイプのフィルムのことです。室内からは窓の外を見ることができますが、外から室内を見ることができないため目隠し効果が期待できます。
◆プライバシーを保護できるもの
家が人通りの多い場所に面しており、外から家の中が見えてしまわないか心配という方には、プライバシー保護ができるフィルムがおすすめです。
白っぽい色をしたプライバシー保護を目的としたフィルムを貼ることで、外から家の中を見えづらくすることができます。
◆模様が入ったデザイン性の高いもの
窓ガラスが殺風景で寂しいという方や、部屋の雰囲気を変えたいという方には模様が入ったデザイン性の高いフィルムがおすすめです。模様が入ったフィルムはデザインも豊富で、お部屋を自分らしくアレンジすることができます。
同じ種類のフィルムでもメーカーによって特徴はさまざま

同じ種類のフィルムでも、その特徴はメーカーによってさまざまです。
◆1つのフィルムでさまざまな効果を合わせたもの
1つのフィルムで飛散防止からUVカット、さらには遮熱効果などいくつもの効果を合わせもったフィルムもあります。1つの効果に特化したものではなく、複数の効果をもっているフィルムを探している方におすすめです。
◆デザイン性が高いフィルム
豊富なデザインで、選ぶのが楽しくなってしまうようなデザイン性の高いフィルムもあります。自分の家にぴったりなインテリアとして、フィルムを貼ることを考えている方にはぴったりです。
◆1ミリ単位で注文ができるフィルム
大きな窓ではなく、小さな窓にもフィルムを貼りたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな方でも必要な分だけ注文ができるフィルムもあります。1ミリ単位で頼むことができるものもあるので、無駄なく必要な分だけ購入することが可能です。
窓ガラスフィルムを自分でカンタンに貼る方法
窓ガラスフィルムは自分でもカンタンに貼ることが可能です。窓ガラスフィルムを貼る際は、1人ではなく2人いるとフィルムが貼りやすくなります。
◆はじめに用意するもの
窓ガラスフィルムを貼る際は、中性洗剤とその石鹸水を入れる霧吹き、水をふき取る雑巾を用意しましょう。そのほかにも窓ガラスの大きさを測るメジャー、フィルムをはがすテープ、フィルムを貼りつけるためのヘラがあると便利です。
◆窓ガラスフィルムを貼る前の下準備
窓ガラスのフィルムが貼りやすくするための下準備をしましょう。
・作業スペースを確保する
まずは窓の周りのカーテンや物をどけて、窓ガラスフィルムを貼るための十分なスペースを確保しましょう。
・床が汚れてしまわないようにする
窓の周りのスペースが確保できたら床に新聞紙などを敷き、窓ガラスの周りが汚れるのを防ぎましょう。
・石鹸水で窓ガラスをきれいに拭く
下準備の最後は、石鹸水で窓ガラスをきれいに拭きましょう。石鹸水は窓ガラスを貼る際にも必要になるので、ここで作っておくとよいでしょう。水と中性洗剤を水200に対して中性洗剤1の割合で混ぜると、石鹸水ができます。
石鹸水を使って窓を拭き、窓の汚れやほこりを取り除いたら下準備は完了です。
◆窓ガラスフィルムの貼り方
窓をきれいにしたら、次は窓ガラスにフィルムを貼りましょう。
・フィルムを窓ガラスの大きさに切る
まずは窓ガラスの大きさを測りましょう。窓ガラスの大きさを測ったら、フィルムを窓ガラスより3から5センチほど大きめに切ります。
・窓ガラスに石鹸水を吹き付ける
下準備のときに用意した石鹸水を窓ガラスに吹き付けます。吹き付ける際のポイントとしては、窓全体にポタポタと石鹸水の水滴が流れ落ちるくらい十分に吹き付けることです。
・フィルムを貼る
フィルムを貼る際は、2人で作業をすることをおすすめします。フィルムをはがしたら1人はフィルムを持ち、もう1人はフィルムに石鹸水を吹き付けます。そして窓の角からフィルムを貼っていきましょう。
・空気を抜き、余った部分は切る
ゴム製のヘラなどを使ってフィルムと窓ガラスの間の空気や水を抜きます。このときフィルムを強くこすりすぎて、フィルムがずれてしまわないように注意してください。
窓ガラス全体にフィルムを貼り終えたら、余った部分を切り取ります。
・仕上げ
フィルムの密着性を高めるために、最後にフィルムの上から石鹸水を再び吹き付けます。石鹸水を吹き付けたら、フィルムの間からヘラを使って十分に水を抜きます。出てきた水は布などで拭き取りましょう。
窓ガラスフィルムを貼るときの注意点

窓ガラスフィルムを貼るときに気をつける注意点をご紹介します。
◆窓ガラスフィルムの割れに注意
窓ガラスフィルムは薄いガラスでできおり、非常に割れやすいです。少しの衝撃でも割れてしまうおそれがあるので、割れたフィルムでケガをしてしまわないよう十分注意しましょう。
◆窓ガラスの掃除はしっかりと
窓ガラスの掃除が不十分だと、窓ガラスに汚れやホコリが残ったままとなってしまいます。そうするとフィルムを貼ったときに、窓ガラスとフィルムの間にホコリが入り見栄えが悪くなることにつながってしまうので気をつけましょう。
◆水分抜きを十分におこなう
フィルムを貼る際の最後の仕上げとなる水分抜きはしっかりとおこないましょう。ここで窓ガラスとフィルムの間の水分がしっかりと抜ききれていないと、フィルムが浮いたり気泡が入ってしまったりする原因となります。
自分で貼るのが難しい場合は、業者に頼む選択肢も!
窓ガラスフィルムを自分で貼ることが難しい場合、業者に頼むのがよいでしょう。
◆業者に頼むメリット3つ
窓ガラスフィルムを貼ることを業者に頼む3つのメリットをご紹介します。
・ケガなどの心配がないため安心
窓ガラスフィルムを貼る際、どうしてもフィルムが割れてケガをしてしまうおそれがあります。しかし業者に頼むことで、すべての作業を業者の方がおこなってくれるのでケガをする心配もありません。
・オーダーメイドでフィルムを依頼することができる
必要なフィルムの効果などを取り入れた、自宅の窓の大きさにぴったりな自分専用のフィルムをオーダーメイドで依頼することも可能です。なかなか自分の希望に合ったフィルムが見つからない方には、オーダーメイドでフィルムを依頼するのもおすすめです。
・作業時間の短縮
業者にフィルムを貼る作業を依頼した場合、下準備の窓掃除までおこなってくれる業者もあります。そのため窓の掃除から貼り付けまでのすべてを業者に任せることができ、自分でおこなう作業時間を短縮することが可能です。
まとめ
窓ガラスフィルムには、窓ガラスの飛散を防止してくれるものからプライバシーの保護ができるものまでさまざまな種類があります。メーカーによって同じフィルムでも特徴は異なるため、目的に合ったものを探すことができるでしょう。
窓ガラスフィルムを貼る際は、フィルムが割れないよう2人で丁寧におこなうことが大切です。自分で貼るのが難しい場合は、業者に依頼して貼ってもらってもよいでしょう。
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